脱疲労日記2 糖質制限にハマる

分子栄養学に出会い、低血糖というキーワードを得た私は、低血糖について調べていくうちに、「糖質制限」に出会います。溝口徹先生、江部康二先生の本やブログを読みまくっていました。

そもそも「食べ過ぎ」というキーワードで本を買う → 低血糖について知る → 低血糖の症状に思い当たることがいっぱい → 低血糖を防ぐには糖質制限 → 糖質制限はダイエットにもなる

と、1周まわりましたので、糖質制限をやらない理由はあるでしょうか?

まずは甘い物はNGです。特にジュースなど液体で甘い物を摂るのは摂取するスピードも速いし、吸収も速いし、血糖値が上がるのも速いです。

まだ低血糖を知らない頃、飲みに行く前に何かお腹に入れておこうと思って(すでに空きっ腹にビールは後で体調が悪くなることは体感していました。でも一杯目はビールが好き。)、駅の売店で牛乳があればよかったのですが、なかったので、オレンジジュースを飲んだのです。そして飲み会ではまずビール♪。ビールの後は違うモノに替えましたが、2杯目が終わるよりも前に、しゃべっている人の声が遠くなり、目の前が真っ暗になり、イスに座っているのも辛くて、お座敷がある居酒屋さんだったのでお座敷に移動して横にならせてもらいました。おそらく、周りのお客さんからは、嘔吐するのでは?と警戒されていたと思います(汗)。スーーーっと意識が遠くなってしまったんですよね。

今から思えば、オレンジジュース&ビールなんて、血糖アゲアゲコンビですよね。液体ってゴクゴク飲めるので、血糖値の乱高下に関しては、スイーツよりもジュースや糖質の高いアルコール類(ビールや甘いサワー)が、断然危ないと思います。スポーツドリンクは、ジュースよりは糖分の比率は低いかもしれませんが、ジュースより量が飲めてしまうので、同じかと思います。以前、講座の受講生さんで「スポーツドリンクだったらいいですよね?」という質問をしてくる方がいらっしゃいましたが、それを質問してくる時点で既に糖質中毒だと思います。

清涼飲料水に使用されている、果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖についてはまたいずれ。

主食はなるべく抜きました。主食抜きができない時は、白米やパンも血糖値を上げるので、玄米や全粒粉のパン・パスタに切り替えました。血糖値の上昇がなるべく穏やかになるように、野菜→お肉→主食、という食べ順を守るようにしました。

これで、低血糖の発作はほとんどなくなりました。飲み会ではビールではなくハイボールに。お酒のアテも、まず野菜を食べて、それからたんぱく質。主食はコースとかじゃなければなるべく食べない。

周りに対して、「まだ、白米たべてるの?」みたいな意識でした。今となってはお恥ずかしい。