脱疲労日記9 ファスティング(断食)に挑戦
サプリメントでの治療を開始して1年ちょっとした頃に、参加している分子栄養学実践講座でグループファスティング(断食)の企画がありました。前年にもありましたが、その時は見送りました。副腎疲労のひどい人はファスティングには向きません。今回は、主治医が徹底サポートしてくれるとのことで、前年よりは体調もよくなっていたので、チャレンジすることにしました。
逆に言うと、ファスティングにチャレンジするなら、このグループでチャレンジするのが一番安全だと思ったからです。副腎疲労とファスティングに詳しいドクターが3名サポートしてくださり、百戦錬磨のファスティングのプロのお二人もサポートで入ります。分子栄養学実践講座には、そもそもご自身が副腎疲労という方もいっぱい。医師、歯科医師、医療従事者、治療家、栄養カウンセラーなど、カラダに詳しい人だらけの集団です。そんな参加者とサポーターでチームを組むので、得るものが大きいと思いました。
ファスティングは、準備食2日間、ファスティングドリンクでのファスティング3日間、回復食、という流れでした。ファスティング5日間も選択できます。
ファスティング中は、大変で、何度も点滴を打ちました。副腎疲労のひどい人はマネしないでくださいね。自分では健康と思っている方も、万が一のことがありますので、ファスティングにチャレンジする時は、経験豊富なトレーナーさんについて実施されることをオススメします。
ファスティングでは固形物の消化に使うエネルギーを温存するので、サプリメントは中止しても問題ないものは中止します。中止できないお薬や、中止できないサプリメントは継続することがあります。私は中止できないほどではなかったので、ファスティング中はサプリメントは中止しました。
サプリメントを中止してことで、体調が悪化するかな、と思っていましたが、そうでもなかったので、今では、しんどいなと思う時だけサプリメントを飲むようになりました。しんどいなと思う時に、補中益気湯という漢方薬を飲むことが多いです。気圧が下がったとき、頭痛がする時は、五苓酸という漢方薬を飲みます。イライラしたり、頭が活性化して眠れない時などは抑肝散加陳皮半夏という漢方薬を飲むことがあります。今のところ漢方薬での臨時対応でなんとかなっています。
転勤になって体調が悪くなる以前を100点として、一番しんどい時期を0点とすると、今は40点くらいの回復です。完全回復の指標が、カフェインで底上げされた虚構の元気なので、本来どれくらいのレベルなのかがわからないのですが、もう少し元気になりたいので、また検査をして、必要なサプリメントの見直しをしたいと思っています。