1.12.血糖値の乱高下で起こる症状
1)ご褒美はスイーツ! ~血糖ジェットコースタータイプ/みかさん、事務職
1.12.血糖値の乱高下で起こる症状
- 疲れが取れない
- 頭痛
- 吐き気
- まぶしい
- 冷や汗、手の震え
- 肩こり、食いしばり
- 夜中に目が覚める、寝汗
- 手汗、足汗
- 急激な空腹感
- 食事を抜くとカラダが怠い
- 筋肉痛 など
低血糖になると、血糖値を上げるために、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。それらのホルモンが出ると、交感神経の緊張が起こります。アドレナリンとノルアドレナリンは闘争と逃走のホルモンとも呼ばれています。交感神経の緊張が度々起こると、自律神経のバランスを崩してしまいます。コルチゾールは血糖値を上げる以外にもいろいろな役割を担っているので、血糖値のカバーにコルチゾールを多く割いてしまうと、他の役割にコルチゾールをまわすことができなくなってしまいます。
血糖値を上げるホルモンは、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリンの他にいくつかありますが、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありませんので、急激に血糖値を上げる生活を続けていると、インスリンが枯渇してしまったり、多少のインスリンでは細胞が血糖を取り込んでくれなくなり、もっとインスリンを必要とするインスリン抵抗性につながったりします。常時血糖値が高くなった状態が糖尿病です。