1.15.血糖値の乱高下を知るための検査
栄養でわかるあなたの疲れの原因9タイプ
1)ご褒美はスイーツ! ~血糖ジェットコースタータイプ/みかさん、事務職
1.15.血糖値の乱高下を知るための検査
年に1回の会社の健康診断だと、空腹時血糖だけか、よくてHbA1cの検査値くらいしかありません。
- 空腹時血糖(BS):その瞬間の血糖値。通常は朝食を抜いて検査する。
- HbA1c:一ヶ月くらいの血糖値の平均値。上下動が激しくても、平均値付近で安定していても、平均値なので、血糖変動の幅はわからない。
分子栄養学的血液検査では、さらに詳しく検査をし、直接の血糖値だけではなく、他の項目からも総合的に推測します。
- 1.5AG:高血糖を起こしているかが推測できる。
- インスリン量:空腹時なのにインスリンがまだ出ているかどうかを検査できる。
- フリースタイルリブレ:24時間の血糖値の変動をグラフ化して見ることができる。
- 中性脂肪(TG):低血糖に関しては、血糖を使い切った後にフォローする予備タンクのような役割。さらに、交感神経緊張の度合いを間接的に推測できる。
- LDL-C(LDLコレステロール):低血糖の時に血糖値を上げるコルチゾールの材料になる。
- AST/ALT:肝機能を見る検査。肝機能が悪いと糖新生が上手くいかない。値が低くても、糖新生の酵素が足りない。
- カンジダ抗体:カンジダ菌に対する抗体の数。